総量規制オーバーでもお金を借りられるのか?という点について先に結論から申し上げますと借りることは可能です。
決しておすすめできる方法ではありませんが一番確実なのは優良ソフト闇金から借り入れをする事です。
しかし闇金からの借り入れは金利も高くリスクも伴いますのでここでは正規の金融業者から総量規制以上のお金を借りる方法について解説していきます。
ただ勿論簡単なことではなくいくつかの条件がありますのでその点について詳しく解説していきます。
消費者金融は総量規制対象の貸金業者ですので、本来であれば総量規制枠の本人年収3分の1までの融資しか行うことは出来ません。
もちろん申し込みをした所で即否決で審査すらしてもらえません。
しかし、総量規制には一部例外となる内容や除外となる内容が設けられており、その内容に該当する借り入れ申し込みであれば、審査を受けることは可能です。
改正貸金業法による総量規制ですが「例外」となるものと「除外」されるものがあることをご存知でしょうか?これらに該当するものはその言葉通り総量規制対象外となります。
まず、例外となるものについてですが、以下の6つなります。
全ての解説はページの都合上できませんが、ここでは上記した例外の①に書かれている【顧客に一方的に有利になる借り換え】を例に取って解説してみたいと思います。
顧客に一方的に有利になる借り換えってどういう意味?
例えば現在ローンやキャッシング等で5社から合計100万借りている方がいたとして、その方の月々の支払いは全部で7万円だとします。
7万円という月々の返済額は収入にもよりますが結構大きな額ですから少なからず生活に支障が出てしまいます。
そんな時に月々の支払い合計額を少しでも減らせたらすごく助かりますよね?
そこで、おまとめローンを使って5社からの借り入れを1社にまとめる事によって月々の支払いが5万円に下がる場合、①の例外貸付に該当します。(※毎月の支払い金額や返済金額の合計が減ること、そして新しく保証人や担保を取らないことが条件になります。)
では、次に除外となるものについてですが、以下の7つになります。
この中で比較的身近に感じるのは、②の自動車購入時の自動車担保貸付ではないでしょうか?
これは例えば、年収500万円の方が600万円の車を買いたいと考えた時は、ローン審査が通りさえすれば総量規制に関わらず車の購入ができるということです。ちょっと極端すぎる例になってしまいましたがお分かりいただけましたでしょうか?
改正貸金業法が適用され総量規制の対象となる貸金業者(年収の3分の1までしか借りられない)とはどのような金融業者をいうのでしょうか?
貸金業者とは、いわゆる国に登録を行って、お上の許可の下で一般人や会社組織に対してお金を貸し付け、利息を取る事で利潤を上げている業者のことになります。
わかりやすく有名な所で言うと消費者金融のアコムやプロミスなどがそれにあたります。また、クレジットカード会社のJCBやVISAもそれに該当します。
では、総量規制の対象にならない金融業者はどこになるかわかりますか?
そうです。銀行や信用金庫などの金融機関がそれにあたります。
最近銀行のカードローンが話題になったりしていますが、これらは総量規制オーバーの貸付が理論上は可能となっています。
また、自動車購入の際の貸付である自動車ローン会社も該当することになりますし、金額の一番大きいものでは住宅ローンも除外となります。
もし、総量規制以上に借入れをしたいと考えた時に一番のお勧めは消費者金融です。
え?消費者金融は総量規制対象の貸金業者だからダメなんじゃないの?と思いますよね?
確かに銀行のローンだと理論上は総量規制外で借り入れ可能ですが、実際は銀行側がリスク管理を重んじ審査を相当厳しくしているので現実的にはまず借りられません
逆に消費者金融では、先ほどご説明した例外貸付に関して全く制限を設けていないので、その部分ではおすすめできるということです。
総量規制対象外の貸付で審査を受ける際に重要な項目はどんなものがあるのでしょうか?基本的には次の2つが重要視されているようです。
信用情報機関に登録されている情報は支払い履歴や事故履歴等の重要な情報が網羅されています。この情報がいいほど当然審査に有利になるというのはおわかりいただけると思います。
同じ会社に勤めている年数が長ければ長いほどやはり審査の際には有利になります。実際転職歴が多いと比較的審査が甘いと言われている自動車ローンですら審査に落ちる場合があるくらいです。
よくあるQ&Aの総量規制対象外についてのものはどんな内容が多いのでしょうか?いくつか簡単にご紹介します。
レイクといえば消費者金融の貸金業者ですよね。昔はよくコマーシャルで見かける会社でした。新生銀行の傘下に入ってからは新生フィナンシャルとなりました。
ここはカードローン事業をやっていて、レイクALSAというブランド名をつけています。
銀行系のカードローンなので総量規制外と思ってしまいますが、公式サイトなどをよく見ていると、総量規制対象となっているのがわかります。
銀行系だからと言って全てが総量規制対象外ではないので注意が必要です
自動車購入をされる場合は、各金融機関がサービスを行なっているマイカーローンなどを利用されることが多かと思います。
例えば自動車ディーラーが提携している自動車ローン(クレジット会社が運営する場合が多い)を利用した場は総量規制対象外になります。
総量規制以上の即日融資はできるのかどうかですが、結論から言いますと可能です。
融資の審査で基本的に考えられるのは、借り入れる金額の大小に影響はほとんど受けず、審査時間もあまり変わらないと言えます。
ただし、審査を受ける時点でご自身の信用情報等に問題がある場合はその限りではありません。
基本的には可能なお話になります。しかし、条件は付きになりますのでそれに該当するかしないかで融資が可能かどうかの判断をされてしまいます。
専業主婦の場合はご本人の収入は基本ないと考えます。よって、配偶者であるご主人の収入がいかに継続的に入ってくるもので、安定したものであるかが必要条件だとお考えください。
消費者金融でも総量規制対象外にあたる例外貸付を行うことは可能です。
しかし消費者金融側でもリスク管理は行いますので、すでに多額の借り入れがある人物に対して融資を新たに行うかと言えば、実際はかなり厳しいと思っておいたほうが懸命です。
色々な条件はありますが総量規制オーバーでも借り入れは可能です。
しかし考えて頂きたいのは何故総量規制という制度が出来たかという事で、自己破産者を減らす為に出来た法律です。
実際、年収の3分の1というのが無理なく返済可能なギリギリのラインとなります。
現在の安部政権では総量規制撤廃の動きもあるようですがどうなってしまうのでしょうか。笑うのは消費者金融だけのような気もしますが、、
総量規制に引っかかっても闇金や車金融など違法なところからなら確実に借り入れは可能ですがお勧めできる方法とはいえません