消費者金融で借入れをした際に最も注意しなくてはいけないのは、借り入れたお金の返済が遅れたり、返済が不能になってしまった場合です。
もしも、そのようなことになってしまった場合にどのようにすればよいのでしょうか?いくつか対処法をご紹介しますので万が一上記したような状態に陥ってしまった場合は参考にしていただけたらと思います。
これは、消費者金融の返済だけでなく人間としてのマナーに関する部分ではありますが、まずは誠意をもってきちんと連絡を入れお詫びをして、返済の相談に乗ってもらうことになります。
早めに連絡をすることで担当によっては柔軟な対応をしてくれる可能性もありますので、きちんとお話してみてください。
駄目なのは返済日を過ぎてから連絡をする、更に駄目なのは連絡もせずに消費者金融側から掛かってきた電話も無視する事です。これは絶対にやってはいけません。
返済期日を過ぎてしまっても、きちんと連絡を入れた上でなるべく早く入金を行なえばブラックリストに載ったり全額返済など最悪の事態は避けられます。
これはもう絶対に返済は無理。という限界を突破した状態になってからの最終手段です。
弁護士さんに相談するということは、法律にもとづいた対応を今後は望んで行くということになりますので、いわゆる債務整理を行なって行くということになります。
ここでは詳しく申しませんが、弁護士さんと消費者金融との話し合いで、返済金の内容や返済額について一旦整理を行なって可能な限り出来うる返済方法を決めて行くことになります。
上記の方法でもどうしても返済が無理と考えられる場合はいわゆる自己破産の選択もあります。
もし、返済が滞り滞納してしまった場合に起こるペナルティは一体どのようなものがあるのでしょうか?
遅延損害金とは、返済が遅れた場合に発生する反則金のことです。通常の利息に加算されますので気をつけなければいけません。また、利率は大体の消費者金融で利息上限の年率20%で設定されています。
信用情報機関にこの情報が記録されてしまうと、今後なんらかのローン等を組もうと思っても審査が通らなくなる可能性が高くなります。延滞の記録は5年間残るようになりますので、必要のないリスクはきっちり避けておくべきだと思います。
犯罪でよく聞く時効という言葉ですが、消費者金融の借金にも時効があるのをご存知でしょうか?こんなことをすすんでする必要は全くありませんが、参考程度に聞いておいてもらえたらと思います。
消費者金融の時効は5年です。成立する条件と流れは次のようになります。
成立する条件としては、
ただ返済をせずに5年経てば言いというわけではなく、取立ての電話に出てしまったり、消費者金融側から郵便書留で送られてきた催促状を受け取ってしまったりした時点でまたゼロ日からカウントになってしまいます。
流れとしては、事項が有効となる開始日から終了日まで5年間を経過したあと、消費者金融に対して時効の援用を手続きすることで成立することになります。
まず絶対条件として住所不定にして姿をくらませる必要があります、この時点でもかなり難しいといえます。仕事を見つけることも難しいでしょうし免許更新やパスポートの更新なども出来ないからです。
私も過去に消費者金融の返済が不可能になり時効の適用を簡単に考えて逃げ回っていた事がありましたがパスポートの更新の為に友達の家に住所を置いたらすぐに消費者金融から連絡が入りました。
正直時効を狙うのは現実味がありませんしそこまで苦労をするくらいなら何とかして借金を整理する方が楽です、実際に時効適用まで逃げとおせたとしても、たかだか数百万円のお金で5年間という時間を棒に振るのは賢い選択とは言えません。
消費者金融で返せなくなった場合はできるだけ早めにきちんとした対応を取るようにしましょう。
一番やってはいけない事は消費者金融にお金を返す為に闇金からお金を借りる事です。返せなくなってしまっている方の大半は多重債務者だと思いますが、消費者金融で自転車操業をしてさらに闇金でもとなると本当に後戻りができない所まで言ってしまいます
そうならないためにも他から借りて問題を先送りするのではなく早めにきちんとした対処をして借金問題を解決していただけたらと思います。